2013年5月11日土曜日

日本人とアメリカ人の笑いのツボ

って違いますよね、ってTwitterでいわれた。アメリカでマンガ出してます、って話の流れで。

よく言われる事だけど、別にそんなに違わないと思う。ギャグマンガは、センスで笑わせる要素が大きいから難しいかな、と思うけれど、「コメディ」の笑いだったら。

Moon&Bloodは最初からアメリカ向けということで話がきたわけだけど、特にアメリカ向けに設定したのは「バンパイアモノ」と言うジャンルだけ。ボロ雑巾のように使い古された感はあるけど、まあ、人気のジャンルだから、っていうことで。

この作品はラブコメで、笑いの要素がかなり入っているけど(レビューでもit's so funnyと書かれる)、特にアメリカ人向けに、と意識はしていない。たとえば画面に「たこ焼」屋台を入れるとか、「ゆり」てコトバをわざわざ入れるとか、「外国のオタクはこれ好きだろ」的なネタを意識した部分はあるけど、ストーリーとか笑いのツボとか、そっちの方面では全く日本向けというか、「自分が面白いと思うもの」で通してた。

てか、まあ、そんな器用に「アメリカ笑い」「日本笑い」「その他国笑い」を使い分けることなんか、私には出来ないし、したくもない。

大体さ、ハリウッド映画もアメリカドラマも(あ、世界的展開を視野に入れている昨今の映画は別かな)面白いのはアメリカ式の話でも、日本で受けたわけじゃん。

ただね、マジョリティーに受けるとは思っていない。日本のマンガが人気だといったところで、Amazon.comを見れば歴然と分かるけど、日本に比べたら、アメリカのマンガ市場は遥かに小さい。もしかしたらアメリカの笑いの研究をちゃんとして、アメリカ人に向けてアジャストした作品を作れば売れるのかもしれないけど…そこまでしたいとは思わないね(←てか、出来ないだろー^^;)。自分が面白くなかったら詰まらないから。日本風な話と絵が好きな読者をどれだけ獲得できるか、だと思っている。

個人的な感想だけど、むしろアメリカ人は日本人よりよく笑いに反応すると思う。レビューでも「笑えた」かどうか、てのが結構重要だったりするし、下らん楽屋落ちをいちいち取り上げたり。

NOZOMIをサンディエゴのコミコンで売った時に、ブースにいて立ち読みするアメリカ人が時々噴出したりするのに「アメリカ人に笑いが通じた」と騒いだりしたけど、今考えれば、彼らはよく笑うんである。COMITIAでも売ったけど、立ち読みする日本人笑わないもん。(ま、これは感情表現のレベルの差かもしらんけどw)


↑NOZOMから
2003年、はじめてアメリカ用に描いたマンガ。横書き左綴じに泣きました。
Moon & Bloodは幸いにしてネイティヴマンガ扱いなので日本式なのです ^_^

この英語版は今度キンドルで出そうと思ってます。日本語はもしリクエストがあれば、だな…